祈りとあの日のきらめく空と

初めての出産と、18トリソミーと診断された我が子あゆむのこと。           あゆむは2019.1.24にこの世に生まれ、そしてお空に帰っていきました。     地上で生きる天使ママの日記。

天使ちゃんの記念日カウント。

こんばんは、ナユリゼです。

 

毎月24日は我が息子あゆむの月命日です。

もうすぐ初めての月命日がやってきます。

 

さて、どうしよう。

その日はお花も新しいものを追加しようか、

それと何か小さい子が好きそうなお菓子をお供えしようか、

と思うのですが、

なんというかこういう情報ってあんまりないのですよね。

あゆむの場合は、

本人の好みなども分からないうちに亡くなってしまったので、

結構悩みます。

でも、あゆむのために何かしたい!

という母心はとどまるところを知らないし。

 

わたしはどうもあゆむにお線香や仏壇は違和感が、

と思ったので、

お花やおもちゃや可愛いあゆむの写真を飾った

「あゆむコーナー」

を作り、

そこに可愛い天使ちゃんの模様の骨壺カバーにくるまれた、

可愛い卵型の骨壺を置いています。

 

でも、この方式だと

友人が「お線香をあげさせて」

と言ってくれた時に答えられないし、

特別な日には何をしてあげたらあゆむが喜ぶかなあ、

とあれこれ悩むことになる。

 

まあ、それはそれであゆむのことを考えていられて

楽しい悩みかもしれないですけどね。大手を振って考える口実になるし。

 

世の中の天使ママさんたちは天使ちゃんの記念日、どうされているんだろう?

気になる・・・。

おはなししてみたい気持ちがするなあ。

 

それにしてもあゆむの骨壺とカバー、それとお棺を購入したのは

まだ産後の入院中のことだった。

産後4日後に買いました。

タブレットでパッと検索して、ポチって。

今の世の中なんでも簡単に買えるなあ、と感心した。

小さく生まれて亡くなってしまった子どものお棺・骨壺、

そんなものを自分が買うことになるなんて誰が予想しただろう。

というか、そんなのも売っていて、

しかも可愛いものがたくさんあったりして、

つまり、わたしが知らなかっただけで、

わたしと同様の経験をされている親御さんは

実は多いのだなあ、

としみじみ思った。

その親御さんのほぼすべてが、

自分がこんなものを自分の生涯で買うことになるとは

想像もしたことがなかったに違いない。

 

こんなに可愛いものもあるんだ、

と思ったことはわたしにはささやかな救いでした。

わたしはそういう選択肢は与えられた。

それすら与えられなかった方もいるでしょう。

胸が張り裂けるような気持ちだったでしょう。

 

亡くなった子のお洋服のこととか棺や骨壺のこととか

しょせん残された親の自己満足なのかもしれません。

でも、亡くなった子の親はすでに骨の髄までその子の親ですし、

いなくなった子どもとの人生がそこから始まるのです。

それなのにどうしてお仕着せのぶかぶかで、ただ掛けられてるだけの服や

段ボールか何かで作られたような適当な箱のような棺で

我が子を見送らなければいけないのか。

それがその子との最後の思い出かもしれないのに。

その子にしてあげれることを必死で探して、やっと見つかったことかもしれないのに。

 

 

 

 

すべての人が、

故人を想って、愛する人をできるだけ可愛くきれいにしてあげて、

見送りたい、見守りたい、

という気持ちを普通に実現できるような世の中であればいい。

それは切実なきもち。

せめてものきもち。

 

ちなみにわたしはこちらの中からセットで骨壺・お棺等買いました。

http://www.tenshinosora.com/

 

 

あゆむの月命日までに

彼の手形足形をうまいことレイアウトして

画用紙ごとフォトフレームに入れて飾ろう。

それと、

お菓子と、普段は買わない100%果汁ジュースも買ってこようかな。

 

 

みなさんの宝物がいつもいつまでも守られますように。