祈りとあの日のきらめく空と

初めての出産と、18トリソミーと診断された我が子あゆむのこと。           あゆむは2019.1.24にこの世に生まれ、そしてお空に帰っていきました。     地上で生きる天使ママの日記。

そんなこともある。

こんにちは ナユリゼです。

 

赤ちゃんの様子に色々と問題が見つかってしまったため、

なんと臨月に入った時点で転院することとなってしまいました。

 

わたしには相変わらず何の問題もないので、子供のことをしっかり診てもらえるように、

と先生が病院を紹介してくださいました。

 

わたしは彼ともお別れし、パートナー不在の状態なので不安もあり、

両親に相談したところ、付き添ってくれることに。

とてもありがたい。

また、仕事を急きょ休まなければならなくなったので、職場に連絡したところ、

なんと普段から交流のある、社長のお母様が付き添いを申し出てくださったりなど、

本当にありがたく、わたしは人に恵まれてるなあ、と感じました。

 

さて、

病院に到着して色々手続きを済ませた後、

さっそく検査や問診などに入ります。

尿検査・赤ちゃんの心拍モニター・わたしの経過や生活状況の問診(助産師さんによる)などなど。

その後、産婦人科の先生が時間をかけてしっかりとエコーで赤ちゃんを診てくださいました。

そして・・・さらに胎児心エコーで、循環器科の先生も赤ちゃんの心臓を念入りに。

 

わたしは、というと

こちらの病院に来る前に猛烈にインターネットを検索しまくったため、

大体赤ちゃんの状態はこれかな、という予想を自分でつけており、

しかも、それは大方間違いないだろう、とも思っていたので検査に対する不安は感じず。

でも、その哀しい予想を確認するためだけにわたしはここにいるのか、

というやるせなさを感じていました。

 

検査の後、昼食を20分ほどで済ませてから

医師からの説明を聞きました。

 

わたしの赤ちゃんは

18トリソミーという染色体異常の可能性が高い

ということでした。

 

予想通りだったものの、

赤ちゃんが生まれても長くは生きられないかもしれない、

ということを改めて目の前にし、

今まで全然出なかった涙がぼろぼろとこぼれました。

そんなことってあるんだ、と思った。

なんでわたしの赤ちゃんが、と思った。

二人で支えあって、でも末永く楽しくやっていこうって

希望に満ち溢れていたのに、と思った。

 

でもそんなこともあるんだな、と思った。