祈りとあの日のきらめく空と

初めての出産と、18トリソミーと診断された我が子あゆむのこと。           あゆむは2019.1.24にこの世に生まれ、そしてお空に帰っていきました。     地上で生きる天使ママの日記。

選択と責任。

こんばんは、ナユリゼです。

少し更新が久しぶりになってしまいました。

最後の更新からまだ半月経っていないことが信じられないほど、

怒涛の日々を送っておりました。

その間のことを自分のためにも、息子のためにも少しずつ書いてみようと思います。

 

 

1月24日、気軽に?羊水除去の処置のため、プレ入院気分で病院に行きました。

エコーで見ると、なんと、ずっと逆子ちゃんだった我が子が

ちゃんと頭を下にしてくれてる!

おお!と色めき立つ大人たち(笑)

 

で、羊水2Lくらい抜く予定だったんですが、

このままぐるんとまわって逆子に戻らないようにするために、

2.5L除去に変更。

 

お腹がすごく楽に。

かなり大きいお腹でパンパンだったけど、ほとんど水だったのね・・・

と我がことながら気の抜ける思い。

そして息子くんの今日の推定体重は2150gでございました。

18トリソミーの子としてはかなり成長頑張ってる!

えらいぞ頑張れ!息子よ!

 

羊水除去後の状態確認のために、30分予定でモニターをつける。

いわゆるNSTです。

前日の夜から何も食べていないので、おなかがすいて、

モニター外したらごはんね、と言われていたので、

早く食べたいな~

とのんきに考えていました。

 

が、どうも様子がおかしい。

ずっと元気だった息子くんの心拍が、時々弱くなる。

それでもまだ食べ物のことを考えつつも、じわりじわりと不安が広がってくる。

なんだろう。どうしたの?急に周りの水分がなくなっちゃって、居心地悪くなっちゃった?それとも頭が下なのはやっぱり嫌だった?

 

結局1時間以上もモニターをつけ続けるが、不安定さは変わらない。

そこでエコーをもう一度。

 

先生が

「原因は分からないし、胎盤がはがれたりなどの異常も見当たらない。

でも赤ちゃんの心拍が時々弱くなって、波形もあまり安定しなくなっています。

様子を見ていたらまた元気になってくれる可能性もあるけど、

現時点ではこれから帝王切開で出してあげた方がいいかもしれない。」

とおっしゃいました。

 

今日は本当に羊水抜くだけのつもりだったし、

帝王切開をするにしてもあと一週間後のつもりでいた。

ましてや逆子が治って陣痛待ち、という話も出ていたので、

もう少したくさんこの子をおなかの中で育てて、

毎日話しかけて過ごせるかもしれないんだ、と思っていたところだったので、

青天の霹靂で(←ここ最近妙に多いが)。

 

また、

わたしには旦那さんがいないので、出産時は両親にヘルプをお願いしようと

考えていたため、その点も不安。

だけど、このままわたしの大事な赤ちゃんが疲れて亡くなってしまったりしたら?

怖い。

手術もしたことないから今すぐに、となるとそれも怖い。

怖いし不安でたまらないけど、

今わたしがすぐに決断しないといけないんだ。

どうするのかこの場で選ばないといけない。

 

責任がのしかかる思いで、

先生とおなかの赤ちゃんと、じっと向き合って

ぐるぐると考えていました。

 

つづく。