祈りとあの日のきらめく空と

初めての出産と、18トリソミーと診断された我が子あゆむのこと。           あゆむは2019.1.24にこの世に生まれ、そしてお空に帰っていきました。     地上で生きる天使ママの日記。

天使のブティック。

こんばんは、ナユリゼです。

 

今日は初めて

 ☆天使のブティック☆

の活動に参加させていただきました。

 

天使のブティックとは、

流産・死産・新生児死など

一般的な赤ちゃんよりもずいぶん小さい体で生まれてしまったことで

着せてあげるお洋服がない、

という赤ちゃんのために、

同じ経験を持つ天使ママさんたちが

小さなお洋服を手縫いで心を込めて作って、

プレゼントする、という活動です。

毎月集まってお洋服を作り、

出来上がったものは全国の病院等に置いてもらって、

同じような状況のお子さんが

これを着て、可愛くなって、お空へ旅立っていくのです。

 

http://www.baby-angel.org/ 天使のブティックHP

 

わたしは産後の入院中に

やはりあゆむに着せてある病院の新生児用のお洋服がぶかぶかで

無事出産して退院するときのために楽しみにして用意してあった、

おめかし用のお洋服も全部ぶかぶかで、

余計悲しくてたまらず、

でも、亡くなってしまったんだもの、仕方ないよね・・・

と心がマヒしていた時に、このお洋服をわけていただきました。

 

着せてみたら、ぴったりで、

あゆむがとってもとっても赤ちゃんらしく、びっくりするほど可愛くなって、

心が浮き立ったのを覚えています。

 

自分の子どもに可愛い服を着せて、

もっと可愛い姿になるのを眺めるのを

元気に生まれた赤ちゃんの親御さんは

とっても嬉しい、楽しい気持ちで行ってると思うんです。

 

でも、亡くなってしまった小さな赤ちゃんの親は

それすら叶えられない。

というか、そんなことすら忘れるくらいに絶望する。

 

・・・なのに、 

そっか、こういうささやかなこと、望んでた。

叶えてもいいんだな。

 

と思えたんです。

 

わたしは可愛い服を着たあゆむに

毎日せっせと自分の保湿クリームの余った分を塗ってあげて、

お肌もピカピカにキープ!

あゆむのお肌と可愛さのことは看護師さんたちにも褒められました。

そうなんですよー、可愛いんですうちの子ー、と毎回返すわたし。

はい、親バカです(笑)

 

親バカだけど、そばで可愛がっていられる時間がうんと短いんですもの、

おもいっきりバカなほどぎゅーーーっと凝縮して可愛がってもいいですよね。

その権利があると思うんですよ!!思いたいんですよ。

 

それでわたしも

まだ一か月検診も終わってない身ではありますが、

少しでも何かできればと思い、お洋服づくりに参加した次第なのです。

 

まずは簡単な(?)赤ちゃんの帽子作りから。

・・・案の定いきなり大苦戦。

・・・・・えっと、返し縫いってなんだっけ?(検索)みたいな。

 

他の方(わたしと同様、初回参加)は

ささっと1時間くらいで仕上げてしまわれていたのに、

わたしは2時間以上かかるんだな・・・。

 

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完成品。 

精進します・・・これでも集中して作ったのですよ。

 

なのに、早くも次はお洋服づくりに挑戦です。

せめて

一針一針ていねいに作っていくぞー。

 

 

みなさんの宝物がいつも守られますように。