祈りとあの日のきらめく空と

初めての出産と、18トリソミーと診断された我が子あゆむのこと。           あゆむは2019.1.24にこの世に生まれ、そしてお空に帰っていきました。     地上で生きる天使ママの日記。

四十九日の想いごと。

こんばんは、ナユリゼです。

 

昨日は我が息子あゆむの四十九日でした。

ということはあゆむが生まれてから(その日も含めて)7週間経った、

ということか・・・

母のわたしとしては、

え?それしか経ってないの?

って感じですが。

もうあゆむと会えなくなってから何か月も経ったような

そんな気がします。

 

で、四十九日です。

仏教の考え方としては、

初七日(命日含めて7日目)で故人が三途の川のほとりにたどり着くそうです。

(激流か急流か緩流かのいずれを渡るか決めるため、「生前の殺生」について調べられるらしい)

その後もそういった感じに7日毎に生前に関する何らかのお裁きがあって、

故人の来世が決まるもっとも重要な日が四十九日、

ということのようです。

 

で、今の日本ではそこまですることはあまりないですが、

本来はその7日ごとに遺族が法要を行い、

故人の徳をより高めて少しでも良い来世に行けるように願った。

(まあ、体育祭で言うと応援合戦のようなものなのかな・・・)

四十九日は今までの各ポイントを通過したうえでの

終結論が出る日、というか

その後故人がどの世界(六道と言いますが)に行けるか決まる、

とても重要な日。

その日の法要は最終応援合戦みたいなものなのでしょうね。

 

なんだか調べてるとすごーく面白いので(不謹慎?)

ストーリー性のあるものが好きな方には

この辺りをまとめてあるサイトなどお勧めです。

古事記とか各種神話が好きな方は特に。

 

わたしはひとまず今回

仏教ウェブ入門講座 

https://true-buddhism.com/

を読んでみて、わくわくしたクチです。(笑)

へえ~そういうことだったんだあ!

と思って。

 

また脱線しましたが、

四十九日でした。

普段は

「死後の世界なんてあるわけない。死んだら無になるんじゃないの」

などと思っていたとしても、

やっぱり大切な人が亡くなったりしたら、

そんなふうに考えるのはあまりにも辛いんですよね。

「あの世でまた会えるよね」

って考えてみただけでものすごく心が救われる。

 

神さまとか仏さまとかえらいひとたちがあの子を守ってくれていて、

ものすごく可愛がって育ててくれていて、

あの子たちも天国で

楽しく苦しまずお友達や守ってくれる人と一緒に

なんでも思うがままにやっている、と思いたい。

 

そしてわたしは

あゆむは天使ちゃんになったから

時間の感覚なんて何にもないし、

いつでも好きな時にママと一緒に愛の日々を過ごしてる、

と感じてたりする。

 

こういうの、すごくいいことなんじゃないか

と思うのです。

 

四十九日は

なんだか家族愛なんだなーって思ったりとか、

 

あゆむや、周りの幼くして亡くなったこどもを

「天使ちゃん」って呼んだり、

自分たちを「天使ママ」って言ってみたりとか、

 

なんだかいろんな考え方の良いとこ取りで

めちゃくちゃなんですけどね(笑)

でも、一番自分でしっくりいく考え方を採用していこうと思います。

 

ちなみに四十九日のタイミングで納骨をする場合もありますが、

わたしは当分はそうせずに、

一緒にいよう、と思っています。

最近はずっと納骨せずに手元供養をするご家庭も増えているようですし、

納骨しないと成仏できない、というようなこともないそうです。

(魂はもうそこにはないので)

 

魂がもうそこにあるわけではないとわかっていても、

それでも納骨しないで一緒にいたい、

と思ってしまうあたりがフクザツだな・・・

と我ながら思います。

でもママ、今はさびしすぎて、

魂だけだと物足りないんだ、あゆむ。

どうかこの複雑な母心、分かってね。

 

みなさんの宝物がずっと守られますように。