祈りとあの日のきらめく空と

初めての出産と、18トリソミーと診断された我が子あゆむのこと。           あゆむは2019.1.24にこの世に生まれ、そしてお空に帰っていきました。     地上で生きる天使ママの日記。

ちょっとしたバランスのはなし。

こんばんは、ナユリゼです。

 

最近は引きこもっていることが多いので

それほど気になるというわけでもないのですけども・・・

 

着るものがない。

・・・ない!

・・・・・・ないよー!!

 

実はわたし、こう見えましても

以前は相当衣装持ちで、お洋服大好きで、

クローゼットも衣装ケースもぎゅうぎゅう!

だったのですよ。

でも妊娠して着られるものも減ったし、

衣装の数はあるけど

その中で気に入っているものは、というと少なく、

たまたま数年前に読んでいた

『人生がときめく片づけの魔法』

のこんまりときめき方式で、ちょこちょこ物は減らしていたのです。

(※こんまり方式なら本当は「ちょこちょこ」ではだめなんですけどね・・・)

 

 

今回あゆむを妊娠したことにより物理的に着られるものが減った、

そしてあゆむパパはわたしの数倍服を持ってるのに全然捨てない人だった。

なので、一緒に暮らし始めてみたら、

服があふれ返った。

ドアノブにもソファにも洗濯機の横にも!!(怒)

 

わたしはお洋服がきちんとしまわれていないのが

とっても許せないタイプなのです。

考えた末

自分の服を大幅処分することである程度の解決を図ったのでした。

(もちろん意見を言って改善はお願いしましたよ?

でも人の価値観というのは相いれないことも多いのです)

 

そんなわけで、今あるのは妊婦用のボトムス少しと

やはり少しの普通服だけ。

もう妊婦用はぶかぶかで、家ならまだしも外で着るのはNGなレベル。

(体重、もともと6kgしか増えなかったのに、

羊水分が多すぎた。涙

あゆむを産んだらあっという間に色々減った。)

 

産後はしばらくは育児でほとんど家から出ないし、

体型もすぐには元に戻らないよ、

と散々みなさんから聞いていたので、

じゃあいいだろ、と思ってかなり思い切って処分したのですよね。

しかし・・・

人生何が起こるか分からないですよね!(←ブラックジョークと思って下さい)

 

でも衣装も含め心機一転、という考え方もできる。

 

ルミネカード10%オフ期間だったので

試しに頑張ってお買い物に行ってみました。

今年の春の大体の流行具合は把握できましたが、

購買意欲喚起には至らず。

 

わたしは特にトップスはぴったりめ、すっきりめが好きなのですが、

それを少しゆったりめに移行しようと思って

ここ数年少しずつ変えてきていたんですけども、

今年は極端にぴったりめとゆったりめばっかりだなあ、

と悩ましく感じるラインナップでした。

 

いつも思うけど、

やっぱり「ちょうどいいライン」

っていうのは作るのが難しいんだろうな。

だったらいっそ

ぴったりかゆったりのどちらかに合わせて作ってしまえば

作り手としては楽なんだろうと思うし、きもちはよく分かります。

 

しかし、買う側としてはシビアだな。

 

うーん・・・

服くらいは「これ着よう!」って思えるくらいのお気に入りがあれば

と思う。

今は服だけじゃなくすべてが間に合わせ。

 

赤ちゃんを無事に産んだあとも

そういう生活するつもりだったってことだよね?わたし。

 

たしかに、赤ちゃんと暮らしていれば

ママの服なんて汚れるの前提、使い捨て前提。

たしかに出産後にどういう体型になるかは分からない、

どういう生活になるかは分からない。

 

でもさー、

もうちょっと自分のことを深く考えるべきだったかもしれない、

って今は思います。

  

「赤ちゃんのためなら

ママは自分のことなんて後回し」

という状態になるのはきっと間違いないんだろう。

(もはや自分の経験をもとにこういう発言をする機会も失ったが)

 

だが、事前情報であるそれを

そういうもんだ、と無邪気に丸飲みにして、

自分の頭では何にも考えてなかったのはいただけないな、と。

まあ、初心者で、不安だったんですよね。

 

人の意見は人の意見で、

それがどんなに大多数だとしても、

自分には適用されないかもしれないのです。

人の意見や体験談は準備のために役立てるものであって、

自分もそうなるんだ、

って丸飲みするのは自己暗示に近いかも。

 

その境目を間違えないように気を付けておこう、

と思う。

未経験のことだとついついやってしまうんですけどね。

楽だし、安心だから。

でも何事もバランスが大事だわ。

 

みなさんの宝物がいつも守られますように。