噛み合わない。

こんばんは、ナユリゼです。

このところ、本を2冊ずつ並行して読んで、

やすみやすみ針仕事をして、

ネットでポイ活して、

一応食事のためにお湯沸かしたり食材を煮たり炒めたりして、

ブログとか書いて、それ以上に人様のものを読んで、

休職中の職業のイーラーニングをなんとなく見て、

などなどやっていると

ずっと家にいるくせに案外忙しいです。

たぶん、わたしはよくばりなのだ。とっても。

今日は天使のブティックの活動日だったので

行ってきました！

nayurizeblog.hatenablog.com

月１回の活動で、

退院したその月に参加開始させていただいたので、

もう3回目です。

最初は笑顔も無理やり、会話も無理やり、

という感じでただただぎこちなく縫い進めるだけでしたが、

少し気持ちも落ち着き、慣れても来たためか、

やっと周りの方と少しだけ会話を楽しむことが出来ました。

嬉しかった。

そして、自分の子どものことを普通に話す、

ということがいかにわたしを「普通」の状態にするか、

ということが実感として分かりました。 

出産を経験し、自分の子どもを愛し、その子とともに生きていく、って

「普通」じゃないですか？

「普通」ってなんだよ？と思いますけども。

でもその「普通」になれたことが嬉しかったのです。

子どもが死んでしまったお母さんたちは

やっぱり周りに自分の子どもの話は自然には出来ないのです。

だって、周りの人たちもどうしていいか分からなくなってしまうだろうから。

たぶん、一般的な雑談のレベルにまで落とし込んでお話しできるようになれば

みんなが幸せなんだろうな、って思うんです。

でも、不用意なことを言われてしまったりするとどうしても落ち込むから。

だから話せない。

だから聞けない。

っていうことになってしまう。

お互いに傷つけあうのを恐れてしまうんですよね。

中途半端な親しさの間柄だと、一番難しいことになる。

最近のわたしは、とても親しい間柄の人たちともあまり接したくなく、

たまに接すると

ようやく穏やかに前向きになってきていたメンタルが

ひたすら我慢した挙句に突如破裂して急降下して

翌日いっぱいまで上がれない、

ということを経験していました。

急降下って相当辛い。

本当に勘弁してほしい、って思うのに

なんだかみんなわたしを急かそうとする。（ように感じる）

はやく社会に出て人と交われば色々まぎれるから、

とか

もっと人を頼って甘えれば、

とか。

そんなふうに思ってくれる他者がいるということを

感謝できてない自分がもうなんか嫌。

そして、頼むからわたしのペースでやることを許してくれよ

と言えない自分が嫌。

たとえ言えたとしても、反論に上手に答えられない自分が嫌。

なんでこんなにへたくそなんだろう。

わたしも、そして周りの人たちも。

周りの人たちはすごくへたくそなのに、

でもわたしだけをへたくそだと思ってるんだろうなあ、

というのも分かるのでそれも嫌。

わたし、別の時ならともかく、

今ですらも、そんなことすらも

上手にできるように頑張るよ！って言わないといけないのかなあ？

ていうか、今くらいはそっちが必死でうまくなれよ！！！！

って思っちゃうんですよね、つい。こっちは手一杯なんだよ！

でも、伝えられない。傷つけるだけ。

わたし以外の誰もこの件に関してこれ以上必死になれる人はいない。

この世に誰も。

だから仕方ない。

そういう考え方をして守りに入ることで、わたしはより一層孤独になる。 

でも、我ながら驚くほど傷つきやすくなってるから、自分で守るしかない。今は。

わたしはあゆむが生まれたことを嬉しいと思っている。

あゆむがあんなに頑張って生きようとしてたの知ってるから

いじらしい、愛おしい、悲しい、いなくなって辛い、って思う。

なのにみんなにはお気の毒、としか思われてない。

それはしかたのないことだと思う。

だけど、その程度なんだったら余計なこと言わずに放っておいてくれ、

って思ってしまうんだよな。

わたしのことを本当に気遣ってくれてるからこそ

色々言ったり誘ったりしてくれてるの良く分かってるのに、

今わたしはそれにこそ苦しんでいるという皮肉。

たぶん、みんな

「ナユリゼはずっとこのままなのかな、いったいいつまでこんな状態が続くんだろう」

と不安なのだと思う。

だから、早く！と急かすのだと思う。

わたしが早く「元気に」なれば、自分の不安は解消されるから。

それが分かるからこそ、わたしは本当に辛いし、やりきれない。

贅沢なことだと分かっているので、怖くなる。

そうこうしているうちに、わたしを心配してくれている人が

この世からいなくなってしまったりしたらどうしよう。

いろんな、

「普通」では考えないようなことが、

今はいろいろと恐ろしくてたまらない。

どうするのが自分らしいのか全く分からない。

世の中と自分との噛み合わせがすごく悪い感じ。

なんて難儀なことだろうか。 

いつかこういう状態も

「そんなこと思ってたんだなー」

って懐かしくなるくらいの日が来るんだろうか。

きっと来るんだろうとは思っている。

みなさんの宝物がそれでも守られますように。