祈りとあの日のきらめく空と

初めての出産と、18トリソミーと診断された我が子あゆむのこと。           あゆむは2019.1.24にこの世に生まれ、そしてお空に帰っていきました。     地上で生きる天使ママの日記。

願い事と笹飾り。

こんにちは、ナユリゼです。

 

昨日は七夕でしたね。

雨だったけど、ちょっとの隙にカササギさんが飛んで、

織姫さんと彦星さんが会えたのだったらいいのですが。

 

うちはあゆむコーナーにこんなのを飾りましたよー。

 

100均で買った「七夕飾りセット」です。

100円でこんなのも買えちゃうんだからいいよね!

 

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日本の季節の行事って

昔からの由来があったり、

積み重ねにも通じるところがあって好きなのですよね。

なので、あゆむとも一緒に楽しんで行きたいな、

と思って大切に考えています。

 

しかしこの笹飾り、

あまりにも小さすぎて、作成に非常に苦労しました。

特に輪飾り、大変だった。

カササギ代わりに鶴も折ったけど、

紙が小さすぎて、ハラハラしたよ。

なんとか仕上がったときはすごい達成感でした。

良く見ると不格好ですけども・・・

 

短冊がいっぱい付いていたので(6枚)

よくばって全部付けてみた。

でも何事も書いてはいません。

あゆむに思う存分書いてもらおうと思って(^^♪

 

と言いますか、

わたしはなんだか

「願い事」

というものができなくなってしまったのです。(+o+)

 

第一、この七夕の短冊の願い事ってどこにお願いしてるものなんだろう?

うーん・・・

 

こないだヨブ記についての本などを読んだり、

たまたま知人に聞いたりしたのもあるのですが、

願い事って本来は他力本願じゃダメなんじゃないの?

願うとすれば

「わたしはこの願いをかなえるために頑張るので

どうか応援してね、よろしく」

くらいの姿勢が正解なんじゃないのかなあ。

 

としみじみ思うようになったのです。

 

あゆむと一緒に生きていく、という願いは

心から祈っても望んでも

どうしても叶いませんでした。

 

でもそれはどうすることもできなかったし、

叶わなかったことは誰のせいでもない。

 

それでも全身全霊願いをかけたのに叶わなかった、

という事実に対する落胆は相当なものです。

 

もうそういう思いはしたくないし、

他力本願で都合のいいこと言ってる自分、

というのに違和感も感じるようになってしまった。

 

無邪気に夢や願い事を堂々と言ったり書いたりできるって、

とっても希望に満ちていて、まぶしく輝かしい。

 

でももうわたしはそこに戻ることはないし、

ある意味これでいいのだな、と納得もしています。

 

あゆむは天使ちゃんなので、

上手に願いや夢を祈りに変えて、書くことができるんじゃないのかな、

と思っています。

 

書かなくっても色とりどりできれいなので、

これだけでも十分祈りではあるのかもしれないですけどね。

きれいなものを飾る、

って祈りに近いことだと最近感じます。

 

さて、

せっかく苦労して組み立てた笹飾りだから、

今月のあゆむの月誕生日まではこのまま飾っておこうっと♪

 

 

みなさんの宝物が守られますように。